お好み焼き
家でつくる簡単なお好み焼き。最初に生地とキャベツを混ぜてから焼く、関西の豚玉。
もともと大阪でお好み焼き屋さんの定番メニューと言えば、豚玉、いか玉、焼そばを重ねたモダン焼きくらいだったと思います。ちなみに豚玉の玉は玉子のことらしい。当たり前に使っていたけど知らなかった。
今でも実家には、お店にあるような鉄板付きのテーブルがあって、子どもの頃は家族みんなでそのテーブルを囲んで、お好み焼きを焼いて食べていたのを覚えています。
市販のお好み焼き粉を使用。ボールに粉と水を入れて溶き、細かく刻んだキャベツたっぷりと、卵を入れてざっくりスプーンで混ぜ合わせる。紅生姜も入れています。キャベツはカット野菜の千切りキャベツでもぜんぜん大丈夫。
生地の溶き具合は、もっちりではなく、少しとろっとするくらいのやわらかめ。しゃばしゃばだと水多すぎ。
生地の量はつなぎ程度に入れる感じで、かなり少なめ。ほぼキャベツみたいな、粉もん感はあまりしないです。
混ぜた生地を薄く広げて焼くのではなく、小さく丸く厚く整えて、その上に豚ばら肉を乗せる。アルミホイルでぱさっと軽く蓋をして、中火で裏面を焼く。
返せるくらい焼けたら、フライ返しなどでひっくり返し、表面を焼く。
豚ばら肉がこれくらいこんがり焼けたら、もう一度ひっくり返して、豚肉から出た脂を裏面に吸わせるように少し焼いてできあがり。
好みのソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをかけて。
焼くときに押さえたりしたらダメです。厚みはあるけど粉が少なく蓋をして焼くので、外はカリッと、中はふんわり。軽いのでご飯のおかずにも。
猫とごろごろしているときなんかに、こちらがあくびをすると、猫もあくびをします。猫にもあくびはうつるんです。ただ、猫があくびをしそうなときにぱっと目が合うと、猫はなぜか気まずそうにあくびを我慢します。その心境が気になります。