卵焼きと玉子焼き。
この、たまご焼きを漢字で書くときに使う「卵焼き」と「玉子焼き」。どちらが正しいとかはないみたいですが、多く使われているのは「玉子焼き」のほうらしい。かなりおおまかに言うと、生のものは卵で、調理されたものは玉子、と一般的に使い分けられているとのこと。
卵焼き。
普通の卵焼き。関西風と言うのかもしれない。卵2個にめんつゆ少々、酒少々で味付け。しっかりフライパンを熱したら、強火より中火で焼いたほうが焦らなくて、巻いたりしやすい。卵は3回に分けて入れる感じ。
ずっと卵焼きのほうの書き方に慣れ親しんできたのもあってか、玉子焼きと書いてあるのを見ると、お菓子か何か違う食べ物のイメージがして、へんな違和感が。普段から家でごはんを作ったり食べたりするときに、「卵」の字の方を目にしたり使ったりすることが多いからかもしれない。生卵、ゆで卵、卵かけご飯みたいに。たぶんこれからも卵焼きと書いてしまう。
卵焼き弁当。
紅生姜とネギ入りの卵焼き。味付けは同じでめんつゆと酒少々。紅生姜の入った卵焼きはごはんにもお酒にも美味しい。
だし巻き卵。
だし汁を少し入れるだけでもけっこうやわらかい。だし汁の割合が多くなるほど、きれいに巻くのが難しくなる。
だし巻き卵は家で作る卵焼きとは違う感じがして、京料理とか居酒屋のイメージ。プロの料理人が作るだし汁たっぷりの卵料理で、ふわふわしてとてもやわらかい。
猫のふわふわしてとてもやわらかい冬の毛も、そろそろ夏用に変わっていくさくらの季節。コロコロを大量に使う季節です。