クルファスリエとピラフ

迷宮グルメ異郷の駅前食堂、トルコ・テペキョイ駅編を見て。

いつものようにヒロシさんが地元の食堂に入り、直感でいくつかのローカルフードを注文。そのうちの、豆の入ったトマトスープのような料理とバターライスを作ってみる。

番組の説明によると、料理名はクルファスリエとピラフ。クルファスリエは、大豆、トマトペースト、塩胡椒。ピラフは、バター、オリーブオイル、パスタ。

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ピラフはヒロシさんがバターライスと言って注文していた米料理。しっとりしていてほんのりバターの香り、とのこと。細かいパスタが入っている。調べてみるとたくさん詳しいレシピが見つかります。

トルコ語では「ピラウ」でピラフの語源と言われているらしい。いわゆるあのピラフ。

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クルファスリエ、番組では大豆となっていましたが、どうも白いんげん豆みたいです。トルコの伝統的な家庭料理で、白いんげん豆のトマト煮込み。クルは乾燥した、ファスリエは白いんげん豆。こちらも調べてみると、かなり詳しく解説された記事やレシピがたくさん出てきます。

でも、たしかに番組の映像では大豆に見えるのですが、そもそも白いんげん豆の見た目すら知らないので、本当のところはわからない。

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バターライスにバターを入れすぎてしまい、ほんのりバターの香りどころか、こってり濃厚バター風味になってしまった。レシピを無視して感覚で料理すると、こんなことになってしまうのでご注意を。

 

ひざの上で眠る猫。猫は人間のことを大きい猫と認識しているらしい。それはそれで嬉しく思ってしまう。

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卵焼きと玉子焼き。

この、たまご焼きを漢字で書くときに使う「卵焼き」と「玉子焼き」。どちらが正しいとかはないみたいですが、多く使われているのは「玉子焼き」のほうらしい。かなりおおまかに言うと、生のものは卵で、調理されたものは玉子、と一般的に使い分けられているとのこと。

 

卵焼き。

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普通の卵焼き。関西風と言うのかもしれない。卵2個にめんつゆ少々、酒少々で味付け。しっかりフライパンを熱したら、強火より中火で焼いたほうが焦らなくて、巻いたりしやすい。卵は3回に分けて入れる感じ。

 

ずっと卵焼きのほうの書き方に慣れ親しんできたのもあってか、玉子焼きと書いてあるのを見ると、お菓子か何か違う食べ物のイメージがして、へんな違和感が。普段から家でごはんを作ったり食べたりするときに、「卵」の字の方を目にしたり使ったりすることが多いからかもしれない。生卵、ゆで卵、卵かけご飯みたいに。たぶんこれからも卵焼きと書いてしまう。

 

卵焼き弁当。

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紅生姜とネギ入りの卵焼き。味付けは同じでめんつゆと酒少々。紅生姜の入った卵焼きはごはんにもお酒にも美味しい。

 

だし巻き卵。

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だし汁を少し入れるだけでもけっこうやわらかい。だし汁の割合が多くなるほど、きれいに巻くのが難しくなる。

だし巻き卵は家で作る卵焼きとは違う感じがして、京料理とか居酒屋のイメージ。プロの料理人が作るだし汁たっぷりの卵料理で、ふわふわしてとてもやわらかい。

 

猫のふわふわしてとてもやわらかい冬の毛も、そろそろ夏用に変わっていくさくらの季節。コロコロを大量に使う季節です。

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とろろ昆布のおにぎりとそば。

とろろ昆布で巻いたおにぎりと、とろろ昆布をのせたかけそば。

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少し使って冷蔵庫に保存しておいたとろろ昆布の存在を、すっかり忘れてしまっていたので慌てて消費する。知らなかったのですが、このとろろ昆布で包んだおにぎりは、富山県のローカルフード(郷土料理)らしい。大阪でも子供の頃からうどんに入れたりごはんにのせたり、普段からよくとろろ昆布を食べていた記憶があるので、少し調べてみる。

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江戸時代から明治、大正にかけて、北海道から大阪を結び日本海側を航路していた、商船「北前船」がその途中富山県に寄港し北海道の昆布が大量に入ってきたとのこと。とろろ昆布をよく食べる地域は富山、福井、大阪で、中でも富山県は消費量日本一らしい。この北海道の昆布を積んだ「北前船」が立ち寄った地域で、昆布文化が発展していったのでしょうか。また大阪の堺は刃物が伝統産業で、その堺の刃物を使った手すき昆布の店が、江戸後期から昭和初期にかけて軒を連ねていたと言うことです。まっすぐの刃で削り出される帯状のものが「おぼろ昆布」、ぎざぎざの刃で糸状に削り出されるものが「とろろ昆布」。

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おにぎりの中の具も昆布です。昆布に昆布。

 

もしかしたら江戸時代に北海道から昆布や食物を運ぶこの船にも、ネズミ対策として猫が一緒に乗っていたのかもしれない。もともと魚を食べない猫が、長い船旅の途中に立ち寄る港で魚を与えてもらい、日本の猫は魚が好きと言ったイメージがついたのかも。

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この背中に刺さるその想い。

猫って、そもそもハンターなんですよ。音もなく忍び寄り、気づけばすでにそこにいるのです。これから猫と暮らそうと思っている人は、少し気をつけて下さい。猫はこたつでまるくなるだけではないのです。冬の寒い季節はまだいいんですよ、こちらも厚着なので。暖かくなってきてTシャツ一枚で過ごす季節には、猫に背中を向けないようにした方がいいです。特にキッチンでごはんの支度をしている時とか。ガッ!とやられます。音もなく瞬殺で。背中に爪を立てて飛び付きます。一瞬時間が止まりますよ。声も出ません。気をつけて下さい。

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猫のためにも小まめに爪を切ってあげた方がいいですね。いっぺんに切ろうとせずに、1日に1ヶ所でも。猫、嫌がりますけど。どうしても切れないなら動物病院で切ってもらう。ほったらかしにしてると伸びた爪が肉球に刺さって大変なことになってしまう。そう思うと、外で生きる猫たちは伸びた爪をどうしているんだろう。

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猫はハンターと言えば、あの獲物に飛びかかるときにするおしりふりふり。姿勢を低くし目を黒ぐろさせて、お尻をふりふりふりふり。笑ったら猫に失礼かもしれないけど笑ってしまう。NHKで猫のふみふみ動画を集めた番組をたまに放送しているけど、ぜひ、おしりふりふり集も放送してほしいと思う。ほんの少しは世界が平和になるかもしれない。

 

このはてなブログですが、スマホで写した写真と書いた文章でアプリから投稿して、すべてひとつのスマホで完結しているのですが、昨日初めてパソコンで自分のブログを見てみたんですよ。パソコンで見たらどんな感じかなと思って。ちょっと衝撃的でした。写真がやたらでかい、文字もでかい、こんなことになっていたのかと、そっと静かにパソコンを閉じたんです。

スマホはてなブログを書いている皆さんは、その辺、何か対処しているのでしょうか。よければご意見いただければと思います。

うちチャーハン

家でいつでも自分好みのチャーハンを。

 

卵チャーハン。

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まずは基本の卵チャーハン。味付けは、塩、胡椒、鶏がらスープの素を少々。一人前でごはん150gに卵2個。溶いた卵とごはんを先に混ぜておく。熱したフライパンに油を引いて、卵混ぜごはんを入れ炒める。すぐほぐさずに、フライパンを揺らして包むように返し、軽く火を通したら、ふんわりしっとりチャーハン。かき混ぜながらしっかり炒めれば、パラパラチャーハン。炒めすぎるとパサパサになるので、酒少々を回し入れ水分を戻す。

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これを、炒め具合や味付け具合をなんとなく意識しながら、何回か作っていると、そのうち自分好みの自分にベストの卵チャーハンが、いつでもパパッと簡単に作れるようになる。と思う。

 

焼豚チャーハン。

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基本の卵チャーハンに、市販の焼豚とネギをプラス。焼豚にも濃い味付けと薄味があるので、使う焼豚によってけっこうチャーハンの味に違いがでる。ハムやソーセージでも美味しい。

 

高菜しらすチャーハン。

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基本の卵チャーハンに、高菜漬けとしらすをプラス。風味付けに醤油とごま油。醤油とごま油は味の個性が強いので、ほんの数滴入れて一回味見してみる。

いろいろな具材や調味料を試してみるのもいいけど、あまり凝りすぎるとチャーハン沼にハマってしまうので、たまには基本の卵チャーハンにもどり、一度リセットする。

 

 

猫の沼にハマっています。

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猫吸いとか、肉吸いとか。

少し前から「猫吸い」が話題になっているのですが、あれって猫好きさんたちが、猫のもふもふに顔を埋めて匂いをかぐ仕草から、自然発生したような言葉と思っていたのですが、違ったようで。

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「猫吸い」と言う言葉は、歌手で愛猫家でもある坂本美雨さんから広まったとか。猫吸い妖怪と呼ばれ「猫の吸い方」と言う本も出版されているとのこと。猫を吸いまくっているようです。

確かに猫って微かにいい匂いがするんですよ。なんとも言えない、いい匂いが。ですが猫は無臭ですと言う記事はけっこう多くて、猫毛に柔軟剤などの匂いがついているだけです、とか。そういった人工的な香りではないんですよね。あと、たまに肉球辺りからは、とても香ばしい匂いが漂うことがありますよね。あれを何の匂いに例えればいいのかわからないのですが、かなりはっきりとした匂いがしますよ。猫は無臭ではないのです。

 

肉吸い。

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肉うどんのうどん抜き。出汁で炊いた牛肉のお吸い物。大阪名物と言うか、難波千日前にある「千とせ」の名物料理で人気のメニュー。

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市販の、関西だしうどんつゆの素(ヒガシマル)に、牛肉こま切れ、ねぎでひと煮立ち。検索すれば本格的なレシピがたくさん出てくると思います。シンプルでもしみるうまさ。

 

猫を吸うときは猫パンチとけりけりに気をつけて!吸いすぎ注意ですよ。

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ビステク・デ・ポヨ、鶏肉炒め

迷宮グルメ異郷の駅前食堂、キューバ・ハルコ駅編を見て。

いつものように地元の食堂に入り、ヒロシさんが直感でいくつかのローカルフードを注文。そのうちのひとつ、トンテキのような料理が出てくる。それを見て無性に食べたくなり、作ってみる。

番組の説明によると、料理名はビステク・デ・ポヨ。鶏肉の塩、にんにく、万能調味料炒め。

レシピを検索してみると、それらしきものは出てこないのですが、ポヨは鶏肉と言うことはわかりました。豚ではなかったようで。

でもあの見た目は、豚ロースをたたいて薄く伸ばして、塩胡椒で焼いたようなトンテキに見えるんですよ。いわゆるチキンステーキには見えない。

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鶏胸肉の厚みのあるとこを切り開いて、さらにたたいて伸ばしてみたのですが、あそこまで薄い1枚肉にはならなかった。

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番組の説明にある万能調味料と言うのが、幅がありすぎてわからないので、塩、胡椒、にんにくのみで。シンプルで間違いなく美味しいけど、普段よく食べる味付けなので、キューバ料理を食べてる感はまったくなし。

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番組で出てきた赤飯みたいな料理は、アロス・コングリと言う黒インゲン豆の炊き込みご飯と言うことですが、これはただの赤飯です。猫は鶏肉より赤飯に興味津々。

この、キューバ編。街並みや車が映画のセットのようで見どころ満載なんですが、その中でも学生のスタイルにちょっと驚いたんですよ。あのリュックをお尻まで下げてるスタイルは、日本人だけみたいな記事を以前読んだのですが、キューバの学生たちの下げっぷりが、もうすごくて、日本人だけじゃなかったのか、と。おもしろいです。

 

猫はよく寝ます。ほとんど寝てます。猫スタイルです。

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